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2011年04月13日

浦添市版「思いやり予算」6700万円

4月9日(土)に、①浦添にあるキャンプキンザー米軍基地内の退役軍人施設建設問題と②軍港建設のための環境アセスについての学習会を浦添市内でおこなわれました。

当日は、会場いっぱいの参加者で、この問題に対する市民の関心の高さがうかがえました。

①退役軍人施設の問題とは、浦添市が西海岸の埋め立てを進めるために、平成17年に米軍に対して、キャンプキンザー米軍基地の海岸から海に向けて50メートルの「制限水域」を返還してほしいと求め、これに米軍が「制限水域」の返還条件として、退役軍人施設の移設を求めたのを、浦添市が条件を受け入れ基地内に、6700万円で米軍施設を建設するという問題です。
詳しくはhttp://ryukyushimpo.jp/news/storyid-172071-storytopic-3.html

②軍港建設につながる環境アセス問題とは、儀間市長が埋め立てのための環境アセスを防衛大臣に求め、それに応えて、H23年度埋め立てのための環境アセスの国の予算がついたという問題です。儀間市長は、議会での「新軍港受け入れを撤回せよ」という私の質問に対し、「撤回はしない、軍港を受け入れる」とこたえています。

この二つの問題の根底には米軍言いなりの日本政府に対して、無批判的に追随していくという市長の姿勢の問題があります。今、市民が求めているのは、自然を破壊する新しい基地の建設ではなく、基地を無条件で返還させて、自立した沖縄経済を作っていくことではないでしょうか。

日本共産党浦添市委員会は、2月8日に市長に対して、「退役軍人施設の建設の中止と、環境アセスを行わないこと」を市長に申し入れました。

土曜日の学習会では、議会内外で明らかになった問題点を西銘純恵県会議員が説明し、適宜、比嘉愛子市会議員と私とで説明しました。
会場からも「市長はまだ軍港を作るつもりなのか?」「キャンプキンザーの返還を市はどうしようとしているのか?」などたくさんの質問がでました。

浦添市版「思いやり予算」6700万円


浦添市版「思いやり予算」6700万円


浦添市版「思いやり予算」6700万円


次回、問題点をひとつひとつ説明していきたい思います。



Posted by にしめけん at 16:28│Comments(0)
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