
2012年08月30日
浦添市幼稚園教諭採用問題
昨日、沖教組那覇支部と市内幼稚園の先生のみなさん約30名とともに、浦添市の教育委員会に要請に行って来ました。

この問題は、2012年度の浦添市の幼稚園教諭の採用試験受験資格に、事前の告知なく「保育士資格」が条件とされたことによって、受験を予定していた人が受験できなくなるというものです。
要請では、今回の事態は極めて乱暴、独断の措置であり、緊急に是正が必要として以下の二点を要請しました。①今年度の採用試験の受験希望者への「救済措置」を行うこと②実施にあたっては十分な告知期間を置くこと
以前、那覇市では、受験資格に「保育士資格」を条件とするにあたり、3年の周知期間を設けたそうです。試験の受験条件が厳しくなる場合、事前に数年の周知期間を設けるのは当然です。これを行わなければ、受験予定者に大きな不利益を与えることになります。
若い時期の一年という期間は、恋愛や結婚、子育て、人生設計に与える影響ははかり知れません。
要請の席で、幼稚園で6年間臨時で先生をしている若い女性が発言をしました。「仕事が終わった後、塾に通いながら採用試験の勉強を頑張ってきた。私の6年間は何だったのか。どうか救済措置をお願いしたい」この涙の訴えに、ほかの数人の先生たちも涙していました。
この悲痛な訴えをうけて、浦添市が早急に救済措置をするよう、私は心から願います。これで浦添市が適切な対応をしないのであれば、この理不尽を議会の場でも明らかにし、現場の声を当局に突きつけていく必要があると考えています。
前年度の幼稚園教諭採用試験の応募者数は70人、今年度は45人と目に見えて応募者数が減っています。現在、臨時でがんばって働き、経験もある先生が受験できないことになれば、浦添市の幼稚園保育にとっても損失です。
そもそも、幼稚園教諭を非正規ではなく、正規で採用する必要があります。役所がワーキングプアを広げるべきではありません。今後も私は、現場のみなさんと力を合わせて、一生懸命働けば当たり前に生活ができる浦添市を目指してがんばります。
追記、要請の様子は8月30日付け新報、タイムスの社会面に掲載されています。
この問題は、2012年度の浦添市の幼稚園教諭の採用試験受験資格に、事前の告知なく「保育士資格」が条件とされたことによって、受験を予定していた人が受験できなくなるというものです。
要請では、今回の事態は極めて乱暴、独断の措置であり、緊急に是正が必要として以下の二点を要請しました。①今年度の採用試験の受験希望者への「救済措置」を行うこと②実施にあたっては十分な告知期間を置くこと
以前、那覇市では、受験資格に「保育士資格」を条件とするにあたり、3年の周知期間を設けたそうです。試験の受験条件が厳しくなる場合、事前に数年の周知期間を設けるのは当然です。これを行わなければ、受験予定者に大きな不利益を与えることになります。
若い時期の一年という期間は、恋愛や結婚、子育て、人生設計に与える影響ははかり知れません。
要請の席で、幼稚園で6年間臨時で先生をしている若い女性が発言をしました。「仕事が終わった後、塾に通いながら採用試験の勉強を頑張ってきた。私の6年間は何だったのか。どうか救済措置をお願いしたい」この涙の訴えに、ほかの数人の先生たちも涙していました。
この悲痛な訴えをうけて、浦添市が早急に救済措置をするよう、私は心から願います。これで浦添市が適切な対応をしないのであれば、この理不尽を議会の場でも明らかにし、現場の声を当局に突きつけていく必要があると考えています。
前年度の幼稚園教諭採用試験の応募者数は70人、今年度は45人と目に見えて応募者数が減っています。現在、臨時でがんばって働き、経験もある先生が受験できないことになれば、浦添市の幼稚園保育にとっても損失です。
そもそも、幼稚園教諭を非正規ではなく、正規で採用する必要があります。役所がワーキングプアを広げるべきではありません。今後も私は、現場のみなさんと力を合わせて、一生懸命働けば当たり前に生活ができる浦添市を目指してがんばります。
追記、要請の様子は8月30日付け新報、タイムスの社会面に掲載されています。
Posted by にしめけん at 11:07│Comments(0)
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